20日目 最終日 サンルイスオビスポ 〜 ロサンゼルス

Route 66

ルート66、エージルートのツーリングも最終日を迎えた。初日の行程未消化を最後まで挽回することなく1日遅れで全てのコースを走り切った。最終レグはサンルイスオビスポからロサンゼルスまでの326km (203.9マイル)。ワイナリーやブリュワリーが多数あるこの町のモーテルを朝7:40に出発して一路ロサンゼルスを目指す。
12:30予定より30分遅れで、ガソリンを満タンにしてハーレーを返却した。20日間の総走行距離は、8,869km (5,543マイル) だった。

セントルイスから使い始めたGoogle Mapだが、日本から持ち込んだ30日間8GBのSIMは2日前に8GBに達してしまったので、あらかじめ前日にホテルのWIFIで走行予定地域の地図をDLして、翌日の走行に備えた。結果、ナビとしては問題なく機能して、ロスのハーレーレンタル EagleRider までの残距離を意識しながらの走行となった。残り50kmを切った時は、流石に長かった今回のツーリングに思い起こしながら走った。

ハーレーのハンドル周りには、左から前後同期録画可能なドライブレコーダー、真ん中下には百均で手に入れた気温、湿度、時計が大型文字で表示できるセンサーを取り付けた。これによりデンバー後の標高3,000mを超える峠越え時の6.5度の最低気温やデスバレー休憩時の42.6度の最高気温を確認できた。また、右側にはスマホを日本から持ち込んだスマホホルダーで固定した。このホルダーは評判通り優秀で一度も脱落の危険性を感じることはなかった。ドラレコの電源はハーレーのUSBから取り、スマホはタンクバッグ内の携帯バッテリーから常時供給した。これらの機器はほぼ期待通りの成果を上げたが、ドラレコの記録が時々飛んでしまっていたのが残念。

ロスのハーレーレンタル EagleRider の大きな壁にはルート66の地図が掲げられている。青い線で描かれたルート66、シカゴの手前セントルイスからI-70で西に向かい、デンバーからモニュメントバレー、グランドキャニオンを通過して、赤い線で描かれたラスベガス、ヨセミテ、サンフランシスコから海沿いのI-1を南下する、この地図に示された道のりはほぼ走った。

最後は初日にお世話になったロコのカッパさんに午後のロス観光から空港までの送迎をお願いした。ハリウッド、グリフィス天文台と最近新たな名所になりつつある大谷翔平の壁画3点も見学して、今は空港で帰国便を待ちながら、このブログを書いている。
相方にも20日間事故なく一緒に走行できたことに感謝しつつ、このシリーズのブログを終えたいと思う。
お疲れ様でした!

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