サンパンフォア (CB350Four) との出会い

CB350Four
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2012年12月、中古バイク大手レッドバロン埼玉川口南店を訪れた。ワンオーナーのふれ込みだった1974年後期型のサンパンフォア、買うつもりで見に来ていた。思えば、1981年に中型2輪免許で空冷直列2気筒のCB250T (Hawk) の中古車に乗り始めた時から4気筒マルチには憧れがあった。しかも350とか250の小さなエンジンの4気筒には所有欲を掻き立てられていた。その後、バイクを離れる生活が長く続いたが、バイクへのリターンを決めて以来、積年の夢の実現への強い誘惑には逆らえなかった。
このサンパンフォアは、確かに1974年の最初の車検登録証の写しがあり、数回の車検を通したのみで、その後は2012年まで放置していたらしく、最初のオーナーの住所は富山県。気になるお値段は、免許キャンペーンで4万円ほどの値引き後で、1972年の新車発売価格の2倍をちょっと上回るくらいだった。

ホンダが誇る空冷4ストローク直列4気筒OHCエンジン、4本出しのマフラーが、とっても美しすぎる! キーの差し込み口はエンジン前の左側、タンクより低い位置に付けられていた。むき出しのキャブレターもメカメカしくて見ていて飽きないし、何よりデザインされた350Fourのロゴがついたサイドカバーが良い雰囲気を醸し出している、と思う。
2013年1月に数十年ぶりに車検を通して以来11年、日本全国を26,000kmほど走っている。旧車なので色々とトラブルもあったがその辺りはまた別のお話で。

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